2013年6月28日午後2時頃、
東京都練馬区の区立大泉第一小学校前の路上で、
刃物を持った男が小1年の男子児童3人を切りつける事件が起こったそうです。
その時に、刃物男から子どもたちを守ったのが、
71歳の誘導員の広戸勇さんだったのです。
今回の事件は、広戸勇さんが子どもたちと信号待ちをしていたところ、
別の子どもたちの集団の中に男が突っ込んでいくのが見えたらしいです。
その直後に子どもたちの「ギャー」という叫び声を聞き、
さらに、首から血を流す子どもの姿も見えたとのこと。
普通ならそこで怖くなってしまうところですが、
広戸勇さんは果敢にも、長さ1メートルの横断誘導用の旗で立ち向かっていきました。
その後、数秒間もみ合った後、
刃物男は近くに止めていた車に乗り、逃げていったとのこと。
広戸勇さんは
「怖いというよりも、入学して間もない子供のことを考えた」
とコメントしています。
もし、広戸勇さんが自身の手で守るのではなく、
応援などを呼びに行っていたら・・・
大惨事になっていたかもしれません。
こういう場合、対処が非常に難しいところではありますが、
今回は、広戸勇さんの勇気ある行動で、子どもたちが守られましたね。
こういう事件が増えてきている中、
まだこういう方がいたのかと思うと、少し安心しますよね。
このような事件が起きないように、
と、第一なのですが、
もし起こってしまった場合を想定して、
地域で子供を守っていく活動がまた広がりを見せそうですね。
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