岡野工業が東京国税庁の調査の結果、
1億円超の
所得隠しを指摘されたことが分かったそうです。
所得隠しが行われたのは、
2011年12月期までの数年間だとのこと。
重加算税などを含めた追徴税額は、
約5千万円ということのようです。
今回の「所得隠し」の流れとしては、
取引先への手数料の支払いをめぐっての事のようです。
まず、取引先に部品を発注して代金を渡し、
代金の一部をまた岡野工業に戻させるような形にしつつ、
一方で架空の経費を計上したとのこと。
それが、一億円を超え、
今回、追徴課税として、さらに5千万の課税になってしまった
ということのようです。
今回の「所得隠し」に岡野工業は、
「取引先への手数料の支払いをめぐって国税局から指摘を受けたが、架空の経費ではない。
見解の相違はあったが修正申告し、納税した」
と発表しているとのこと。
見解の相違、とのことですが、
もし、きちんと支払っていたのなら、
この5千万は払う必要の無かったお金ですよね。
岡野工業といえば、
あの
「痛くない注射針」で有名になりました。
あれで、注射が苦手だった人で救われた人が多かったと思います。
そんな素晴らしい技術を持っているのですから、
こういう所で、問題が出てくるのは少し残念だな、と思いました。
次回からはこういうことがないよう、
きちんとチェックをしてから申告てほしいものです。
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